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営業職20代の女性 職場で居場所がなくなりいつしか体調も崩してしまい辞めたい

体調崩す

今回の相談者は、営業職の20代の女性。
この仕事がしたい! と思って入ったわけではない正社員の職でしたが、入ったからには頑張ろうとしていました。しかし、周囲との差が埋められずだんだん孤立するように。いつしか辛くなり、体に不調が訪れるようになりました。不調が起きた際、どのようにするのが一番良いのでしょうか。

ぽんたんがお答えします!

仕方なく入った会社。入ったからには頑張ろうと意気込んでいたものの…成績不振で居場所がなくなる

私は大学を卒業して、すぐに実家から1時間くらい離れた営業の会社に就職をしました。その会社に就職をしようと思ったきっかけはとくになく、就職活動で大手の企業をいくつも受けたのですがなかなかうまくはいかず、滑り止めのような形で受けた会社だったここしか採用をもらえなかったので仕方なく…というような理由でした。営業の会社と聞くと、ノルマやサービス残業の噂をよく周りからも聞いていたのでなるべく避けたいなと思ってはいたのですが、他はなかなか採用をもらうことができず、一人暮らしがしたかったので就職浪人になるわけにもいかずこの会社に行くことを決めました。

実際に就職してみると、最初はとても雰囲気の良い会社のように感じました。人数は17名程度で少なく、小さな会社だったのですぐに先輩の顔と名前も覚えることができました。入社してからの3ヶ月は営業の仕事ではなく、会社の仕組みであったり、電話対応であったり、事務所の中で日々勉強というような業務が続きました。難しいと感じることもありましたが、パートで働いている事務の先輩は優しかったので質問もしやすく、ストレスもそんなにたまりませんでした。その頃、同期というような人は特別いなかったので、入社式などはありませんでしたが、歓迎会なども開いてもらいとても楽しかった思い出があります。入社して3?4ヶ月は、とても良い会社に入社ができてよかったなと思っていましたし、お給料も思っていたよりもらえたので一人暮らしをしていくのに困ることもありませんでした。

そんな私がこの会社に入ったことを後悔し始めたのは、入社して半年くらい経った頃です。その頃から、営業も独り立ちをし本格的に仕事に取り組むようになったのですが、そこで営業の厳しさを痛感しました。一般の家庭に飛び込みで営業が多かったのですが、まず話を聞いてもらえません。数で勝負しようと、1日中歩き回って営業をしていても、話を聞いてもらえる人は数名程度で、受注までにはなかなか至らないのが現実でした。怒鳴られて追い返されることも珍しくはありませんでした。

それくらいの時期から、職場の人の私に対する対応も少しずつ変わってきました。最初は失敗をしても優しく指導してくれていた先輩も、徐々に口調がきつくなっていき怒鳴られることが多くなりました。職場で私が1番新人だったことと、年齢も若かったこと、そして新卒で入社したことが重なり、周囲もストレスを私にぶつけやすいと思っていたようでした。

その中でも特に辛かったのが、1週間に1度ある職場での会議でした。そこで毎回自分の成績をみんなの前で発表するのですが、新人の私はなかなか成績がのびずに、いつも怒られていました。ノルマが達成できなければお給料を減らされてしまうこともあるので生活も苦しくなることもありました。私に営業の実力がないことが悪いのですが、日に日に職場での居場所を失っていきました。

そんな毎日が続き、私は体調を崩していきました。まず、会議の場では過呼吸になってしまったり、ストレスで食事がとれずに体重が激減しました。そしてなにより、休みの日にどこかに出かけたり、好きなことをしてリフレッシュしようという気力さえも無くなってしまったんです。おそらく、このときから軽い鬱病の症状が現れていたんだと思います。そんな姿を心配した家族が、私に仕事を辞めるように勧めました。最初は、自分で選んだ道を否定されるようで拒んでいたのですが、このままでは取り返しのつかないことになると言われて、退職を決意しました。

会社を辞めるというのもとても勇気がいることなので辞めるのもかなりの時間がかかりました。退職したいとつたえるとすぐには難しいと言われて、しばらくは通いましたがその間も職場にはとても居づらくストレスは溜まりとうとう倒れてしまい、強制的に仕事を辞める形になってしまいました。

今ではしっかり休養をとり体調も回復し、次の会社に就職することができました。今は事務関係の仕事をしていてます。あのときに会社を辞める勇気を出して本当に良かったと思っています。自分に合わないからすぐに次の仕事に行く、というのはあまり良いことではありませんが、無理をして働き続けるのも違います。1番は、本当に自分に合った会社はどこなのかをしっかり見て決めることなんだと思います。この反省を生かし、今ではしっかり社会人として働けています。

転職して正解! 無理をしすぎると体にダメージを負ってしまう

こちらの女性は、頑張ってしまったところ過呼吸になったり鬱の症状が出てしまったりしたため、周りが発見しやすい状態で助言をすることができたんだと思います。中には、そのような症状が現れづらい人もいます。その場合は自分でも気がつかないケースもあるので辛いと感じたら無理をしないのが一番です。

勤めてすぐに転職するのは、決して悪いことではありません。実際に働くまでわからないことはたくさんありますし、向き不向きも頭で考えていてもいざ働いてみると実は向いていた、苦手だったなんてこともあります。

健康な心で取り組むことができるのが一番です。生活が苦しくなるほど、給料が減らされてしまうのも問題として挙げられます。入社当初は浮き彫りにならなかった点が出てくるのはそれこそ、半年を過ぎてからでしょう。気づき、できるだけ早く退職したのは正解だと思います。先延ばしにしてしまえばしてしまうほど、その後の回復も遅くなってしまったでしょう。相談者が今は体調も回復し、次の会社に就職できているのも、退職するという英断があったからこそです。自分に合った会社を見つけられてよかったですね。