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販売員 40代の女性 正当に評価してくれず 相談をしても聞く耳を持たない上司に絶望し辞めたい

今回の相談者は、販売員の40代前半の女性。契約社員という立場から不遇を強いられてしまい、今まで努力していたにも関わらず報われなかった彼女は辞めたいと考えるように…。長く働くためには何が必要なのでしょうか。

ぽんたんがお答えいたします!

老舗百貨店への転職。周囲は理解のない上司ばかり

社会人10年目にして転職先に選んだのは、老舗百貨店でした。転職してすぐ、ロクに仕事も教わらないまま1人で夜のシフトに入らされました。配属先が紳士服スポーツ用品ともあってズボンのお直しが多く、老舗ということもあって、会員になっている常連客が顧客の大半を占めているのが特徴的でした。上司は、20才年上の真面目そうな女性でした。最初のうちは良かったのですが、仕事に慣れるにつれて、展示のセンスのなさや融通が利かない性格が見えて来て、発注を任せてくれないなど不満を持つようになっていました。

入社3年目の頃から、赤字で倒産するかもしれないという噂が耳に入るようになったころから、毎月の朝礼で売上発表と共に、売上を上げない社員を弾劾するみたいな嫌な雰囲気が流れるようになりました。店長は何度か売場に顔を見せたことがあり、あまり感じの良い人ではないと言う印象を持ちました。売場担当と言っても、7階で催事が行われる時は、レジの手伝いに駆り出されます。レジの手伝いは別に良かったのですが、何よりも嫌なのが催事のチケットを3枚渡されて、友だちや家族などに売るよう強制されることでした。いくら、友だちや家族でも毎回、買ってくれるわけではありません。

売場に来るお客は会員がほとんどで、新規のお客はとうてい見込めず。かくなる上は、出入りしている業者に拝むしかなく、自分だけではなく他にも同じ境遇の人がいて、

業者からチケットを買ってもらえる確率は低く、自分用に買っても義理で買ってもらってもせいぜい2枚ぐらいしか売ることが出来ず、直接、叱咤されることはないにしろ、
部長は快く思っていないことは目に見えていました。それなりに、自分目当てで来店してくださるお客様も出来て、店の売上に貢献していると自負していただけに、会員を増やせない、催事のチケットを売り捌けないとい理由で、ダメ社員扱いされることに納得が行きませんでした。それでも、毎日、きつい1日通しのシフトや夜番が3日続いても、休みを楽しみに頑張っていました。売上をあげるため、他の店舗をめぐり接客や展示方法を研究したり努力したつもりです。

それなのに、そんな苦労は報われるどころか、突然、経理への異動を命令されたのです。3年目を迎えるころのことです。後任は、自分より若くて派手な女性でした。上司は正社員だから簡単に異動させられない。中途入社の契約社員の自分はどうとでも出来る。理由は伝えられませんでしたが、思い当たることと言えば、新規の会員を増やしてい、催事のチケットを売っていないということだけです。それ以外、上司ともうまくやっていましたし、お客様との間にトラブルはありませんでした。

上司から餞別をもらい送り出された時には、くやしさのあまり涙がこぼれました。どうして自分がという卑屈な気持ちにさえなりました。それでも辞めなかったのは、長く続けて来られたことや販売が好きだったからです。いつかは、販売に戻れるかもしれないという期待は初日で消え失せました。新たに上司となったのは、ヤル気のない目を離すとすぐさぼるダメ上司でした。仕事をさぼってもミスさえ押しつけられなければ良いと我慢していましたが、あまりにもさぼるため、仕事に支障が出て来て、何度かキレそうになりました。1年ほど辛抱した末、その上司はめでたく定年退職して、これでやっと平穏にやれると思いきや、次に来た上司もくせもので、また、この人も仕事をさぼる上、上から目線で仕事を覚えようとしない嫌な感じの人でした。

経理の仕事は初めてで覚えるまでは気を遣いましたが、仕事に慣れるにつれてコツをつかみ出来るようになりました。そうなってくると今まで気づかなかったことに目が行くようになります。売場の人から一目置かれる反面、伝票を通せない場合があって、その時は、思い切り嫌な態度をされることがありました。正義と忖度の間で悩みました。

売り上げが順調であったらそれでも良かったのかもしれませんが、店の経営は火の車でしたので、経理は、売場の人間にとって目の敵でもありました。時には、売場の課長からどなられたこともありました。経理の課長は、売場にいた頃の課長とは違い、何を相談しても聞く耳持ってくれないばかりか、かばってもくれませんでした。だんだん、辛くなり職場に行くのが苦痛になりました。がんばっても無理なことは無理。限界を感じていました。

正当な評価をされず、時として理不尽な理由で悪者扱いされる。それこそ、辞めたい理由です。売上がない時こそ、社員が一丸となって店を盛り上げるという雰囲気はまったくなく、売上を上げない社員をこきおろすのは日常茶飯事。店長が自らチケットを手に、催事会場をうろうろして何か買っている姿を見た時は、もうこの店はダメだ!倒産すると思いました。案の定、店を辞めた次の年、その店は倒産して何百人の社員が路頭に迷うはめになりました。辞めたのは契約満了でしたが、あんなに好きだった販売が嫌いになりました。

大切なのは人間関係を含めた環境

彼女は、自分にできることを最大限に行おうと日々努力をしていました。しかし、周囲の人がそれを理解しない、見ようとしない環境が彼女にとって苦痛にさせてしまったのでしょう。自ら考え行動に移せる人はそれほど多くありません。言われたからやる、指示されたからその通り働く–そんな人が多い中で、他店を参考に足を運んだり、上司に進言したり、全員がやろうと思ってもできないことをしています。それなのに、理不尽な扱いを受けていました。

これほど仕事に対し、精力的に、しかも真面目に向き合っている人を評価できないのは上司をはじめとした周囲の人間関係がよくなかったのではないかと思います。人を正当評価できない会社はそれほど先も長くありませんし、辞めたいと思い満期終了で辞めれたのは、本当によかったと思います。

次はぜひ自身の力を正当評価してくれる会社に勤められることを祈っています。